カルトの世界から命がけで抜けてきたおじさんの奮闘記☆

とち狂ったカルト軍団から命がけで抜けてきたおじさんの物語やで~

ブログ番外編「おじさん宮下パークに行く」

ども~

いや~盆休みですけど行くとこないから行ってきましたよ!

宮下パーク!

一人でね(笑) ソーシャルディスタンス!( ´∀` )

 

通常おじさんは買い物に行くとしたら上野かお台場しか行かないんですよ。

たまーに原宿に行ったりはするんやけど、渋谷はちょっとしんどいですわ。

正直渋谷行ったらあまりの人の多さに街中を歩くだけでも生気が吸われてしまって、しんどいんですよ....

 

けど、おじさんはスニーカーとNEW ERAのキャップが好きなので、宮下パークに勇気を出して行ってみたわけです。(暇でしたからね)

 

行ってきたのは火曜日やったんですけど、コロナのせいなのか、お盆だからなのか人が少なかったですね。

渋谷駅に着いて早々に「婚約者募集」と書かれた旗を持ち、彼女募集中と書かれたタスキを着けたおじさんが広場に立ってましたが、皆ソーシャルディスタンスでおじさんとしっかり距離取ってはりましたねw( ´∀` )

 

そして着きました。

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結構人が少なくていい感じでしたね。

 

そして早速行きたかった「KITH」に向かいました。

オブジェがすごい!

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欲しかったKITHとAF1コラボの実物見れたのがうれしかった! ( ´∀` )

かっこええわ~

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とりあえず、色々見たのですが今回は特に惹かれるものがなく、購入は見送りました。

 

とりあえずお腹が空いたので3階のフードコート的な所に行ったらなんとPANDA EXPRESSがあったのです!!

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おじさんはカルト学校の関係でアメリカの大学に留学していたことがあります。留学生活の中でPANDA EXPRESSは何回か行っていたので、懐かしいなと思いつつ、ここでご飯を食べました。

PANDAはカウンターに並べられている中から最初にメイン(白ごはん、チャーハン、玄米、チャウ麺、もしくはハーフ&ハーフ)を選び、そのあとおかずを選びます。PANDAの定番と言えばオレンジチキンです。

エビとかステーキみたいなものもあるのですが、別料金になります。

ここらへんもアメリカと一緒です。

ただアメリカと違うのはめちゃくちゃ高い!

ぶっちゃけPANDAみたいな店はアメリカにいっぱいありましたし、個人的にはPANDAはそこまでおいしい店でもないです。

安価だから納得のクオリティであるにも関わらず、ここまで高くしてしまうとクオリティは大丈夫なのかと疑問に思いました。

とりあえず渋々ハーフ&ハーフにし、オレンジチキン、マーボ豆腐を頼みました。それだけで1000円越えです。量も結構小盛です。

味はさすがに一緒ちゃうやろと思いながら食べましたが、アメリカのクオリティと全く一緒でした。。。。

おかずの味が濃いからチャーハンとチャウ麺は味薄目に作ってあるんだろうけど。。。。マズい。これなら渋谷にある町中華行ったほうが百倍ましだわ。

唯一の救いはリフィールフリーのドリンク(別料金やけど)ぐらいでしたね。

 

微妙な気持ちを抱えながらNEW ERAに行きました。

しかし、特にほしいものはなく何も買いませんでした(笑)

 

後は適当にぶらついていました.....

色々とカフェやスイーツのお店が多く、そこに若者は集中してる感じでしたね。

しかもカップルが多くて、ちょっとおじさんはメンタルがやられました......

 

そして最後に屋上に行ってきました。

屋上には芝生広場となっており、スタバもあるのでコーヒー片手に芝生でゴローンと寝っ転がれるスペースになってるんです。

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忠犬ハチ公もおります( ´∀` )

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ビーチバレー場もあります。誰がやるんやろ(゜-゜)

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以上宮下パーク行ってきたレポートでした~。

行方不明になった男の子達

カルト学校では年に何回も合宿がありました。ほぼ一か月に1回ぐらいあるのではないかと思うほど合宿が多く。短いものが一泊二日、長くて一か月半と長さもマチマチです。
そんな中で四月末に開催されるスタート合宿というものがありました。四月に神戸、大阪、東京と各校で学生が増えるので、入学式と新入生の顔合わせを行う合宿となっていました。
私がいた頃は学生の数も多く、まだ4月だったので学生も多く約200人ほど参加しておりました。
 合宿の舞台はタマネギで有名な淡路島です。昼過ぎ頃に各校が集合し、スポーツが行われます。スポーツはもちろん野球一択です。(女の子はバレーボールです)初心者と経験者で分けられ、練習を行った後に経験者や上手いメンバーで練習試合を行います。他はその練習試合の観戦です。練習試合の頃には女の子舘も合流し、皆やたらと声援を送ります。

ぶっちゃけ野球が好きではない人間にとって練習試合なんかは全く楽しくありません。しかし、そんなことは口が裂けても言えないので、無理やり楽しんでおりました。
練習試合は教祖のオナニーみたいなもんですからね。しかも経験者や上手い子たちは教祖へのアピールチャンスと、俺は選ばれたんだという謎の選民意識があり、偉そうにふるまいます。それを助長するように女の子が声援を送るんですから、そりゃ調子乗りますわw

野球が終わり、風呂入って、晩御飯です。淡路島での合宿の晩御飯はいつも決まって鍋でした。さすが淡路島と言わんばかりに、海鮮類と野菜が豊富で美味しい鍋でした。合宿で楽しかったのは鍋の時間でしたね( ´∀` )

通常なら晩御飯を食べ終わり、皆部屋に帰って駄弁る時間だと思います。しかし、カルト学校の合宿の肝は「セミナー」です。セミナーという名の洗脳教育授業ですね
セミナーはカルト学校の一番ヤバい時間ですんで、後日別に書きますわ!)

夜20時くらいにホールに集まり、歌を歌って始まります。自己紹介を軽く行い、そこからセミナーが始まっていきます。しかし、この日は違いました。自己紹介が終わった後、スタッフと何名かの学生が騒ぎ出し、男の子が二人セミナーに来ていないと騒ぎ始めたのです。例え新入生であっても、眠くてしかなくても、体調が悪くても、出ないといけないのがセミナーです。セミナーに出ないという選択儀はなく、絶対なのです。だから200人のうち2人いないだけでも許されないことなのです。

スタッフ、男の先輩学生たちでその行方不明の男の子二人を探し始めました。
4~5人でグループを組み宿泊施設の周りをくまなく探すグループ、車で探しまわるグループ、高速バスで逃げたのかもしれない!と思い、バス乗り場まで走って追いかけていったグループ、近くの海岸を見回るグループ、と異常なまでの捜索を行いました。ここまでいくと怖いですよね( ´∀` )ちなみに私はめんどくさかったので、周辺をぶらぶらしてました。

そして1時間後、行方不明の男の子が見つかりました。ホールに戻ると、皆ピリピリしており全員眉間に皺を寄せ、怒号を発してました。前のほうに椅子が二つ置いてあり、そこへ行方不明になっていた男の子二人が俯いたまま座っています。それぞれの横には大柄のスタッフ(身長190センチ以上)が腕を組んだまま立って男の子達を睨みつけています。

そして全員戻ってきて、ここから地獄の説教タイム(詰め)が始まります。
男の子を囲い込むような形で座り込み、全員の視線が男の子2人に向けられます。


そして、

学生「お前ら何やったのか分かってんのか?」
男の子たち「………」
学生「みんなの楽しい時間、教祖様が作ってくれた時間を潰したんやぞ。ふざけんなや」
男の子たち「………」
学生「黙ってねえで何かしゃべれや。後、俯くなボケ」
男の子1(顔がこわばっている)「あ、ああの、そそその、えーと」
学生「何言ってのかわからねーよ!ちゃんと喋れや!」
男の子1「あああああ、はい、すいませんで。。」
学生(食い気味に)「最初はまず謝れよ、ずいぶん偉そうやな!」
男の子1「今言おうとしたんですけど………」
学生「口答えか!ホンマ上から目線やなお前!黙って人の話を聞け!」
男の子「………」

男の子は怒鳴り散らし罵声を浴びせ、女の子は「教祖様が命懸けで私たちを守ってくれてるのよ、命削ってることがわからないなんて人間じゃないわよ!あんたたち!」と泣き叫びながら罵倒してました。もちろん私も何回か彼らを怒鳴りつけました。

とまあ、こんな地獄のような説教タイムが1時間ほど経ったころ、

教祖が口を開きました。

教祖「君たちの想いはわかった。こういう時に、しかも人の為にキレる人間になってくれてるだとわかり僕はホッとしている。彼らは許せないことをした。しかし、彼らが悪いんじゃないんだ。彼らみたいな人間を作り出した一般社会や義務教育が悪いんだ。だから彼らも被害者なんだ。色々あったけど受け止めてあげてくれないか?」

と言った後、学生のほぼ全員が泣き出し「先生の優しさが嬉しいです!」と一通り叫んだあとセミナーは終了しました。

次の日、近くの海岸で遊んだ後、飯盒炊飯でカレーを作ります。男の子二人も気まずそうに海岸で座りながら海を眺め、一緒に無言ではあるもののカレーを作っていました。

合宿が終わり、帰り際に教祖がボソッと「彼らも本当の一歩が踏み出せるな」とどや顔で言ってたことを今でも覚えています。

そして合宿の次の日男の子二人は来なくなり、カルト学校を退学したそうです………

この話には後日談があり、実はこの男の子達は同性愛者だったらしく、いなくなったあの日、二人で布団の中に潜りこんでいたそうです。

その当時は知らなかったですが、教祖は側近、スタッフへ話し、一部のお気に入りの学生には話していたらしいです。

そして私がその事実を聞いたのが、教祖が酔っ払っている時でした。学生寮をカルト学校がいくつか持っており、私がその中の一つの寮に住んでいた時に教祖と何人かの学生でご飯を食べていたのですが教祖はめちゃくちゃ酔っており、学生(20歳超えてる学生)達に酒を進めており全体的に緩んだ雰囲気にはなってました。

そんな時に教祖が「実はあの二人は同姓愛者で、愛し合うがゆえにあんな事件を起こしてしまったんだよ。愛は怖いね~。君たちは愛に飲まれるなよw」と含み笑いを浮かべながら言っており「現実は小説よりも奇妙だね~」という一言が私の中で引っ掛かりました。
教祖との時間が終わった後、学生たちが口々に「キモイ」「ありえねえだろw」「ブサイク同士なのによくやるわw」と言ってバカにしてました。

次の日、教祖の一言と学生のバカにした発言が引っ掛かり、ちょっとイラついていた自分はスタッフに時間を作ってもらい、思いを伝えました。

私「昨日、教祖様が彼らの事カミングアウトしてましたけど、あの場で言うべきではないと思うんですよね。なんというか繊細な問題やし、生き方とかは人それぞれやと思いますから、ちょっと笑いながら言ってたのが、引っかかってるんですよね」
スタッフ「………」
私「他の学生がバカにしてるのもイラっとしてます。おかしくないっすかね?」と言った後、

スタッフ「そんなことにイラついてるの?おかしいでしょ君。彼らはそもそもあの時間を奪った犯罪者みたいなもんだぞ。怒りの矛先間違ってるよ。不健康な思考だな~」
私「……は、いやそれとこれとは話違くないですか?そりゃ皆の時間を奪うのはダメですけど………」
スタッフ「違くない。それは論理のすり替えだよ。君も彼らをかばってるってことは同じ犯罪者ということだよ。」
私「いやちょっと、○○さんの言ってることがよくわからないです。」

と言った瞬間、
スタッフ「わかった。君はダメだ。ここに3年もいるのに不健康だね。後輩の重しになってるよ。教祖様に報告するわ」と言い、スタッフは部屋を出ていきました。

そこから次は私が彼らと同じような状況で説教されることになりました。
この話はまた別に書きますわ。。。。

カラオケはやめて~

私は音楽を聴くのが好きで、ライブも行くのも好きですし、フェスに行くのも大好きです。
けど、カラオケは嫌いなんですよね~。今でも付き合いでカラオケ行ったりしますけど、めちゃくちゃ嫌で歌わずに寝たふりしたりしてます( ´∀` )

自分が知ってる曲でも周りの人が知らないということがあるやないすか、それがきついのとどんなテンションで歌っていいのか分からなくなるので嫌なんです。

しかも、カルト学校の教祖がカラオケが好きでカラオケ大会があったのですが、その時間が地獄なのと、嫌な思い出がありカラオケが苦手になりました。。。。

 

カラオケの選曲を間違えれば即怒鳴られる

まあ、見出しの通りなんですけどね。カルト学校で一番悩むのが曲の選曲なんですわ。
教祖が歌う前に学生が歌わせられるのですが、最近の流行っている曲を歌うとまずキレられます。
許されるのは昭和歌謡曲、演歌が許されます。後は知らない場合は安全地帯と玉置浩二が許されます。しかし安全地帯と玉置浩二を歌いすぎてもキレられます。。。。(どないしろっちゅうねん!)

そんな感じで手探りで皆戦々恐々としながらカラオケを歌うのです。しかも皆歌いたくないからマイクの譲り合いです(笑)

そして皆が歌い終わった後、教祖による自己満足カラオケ大会が始まるのです。「君たちの歌を聴いていると脳波が乱れるな~」というお決まりの文句と共に約3時間にわたるカラオケ、いや接待カラオケがはじまります。学生はひたすら教祖をよいしょし、「すごーい」「こんな美声を身近で聞けるなんて!」「教祖様は他のどんなプロよりも上手い」とアホみたいな感想を言い続けます。しかもカラオケ中に講和も始まるので地獄です。
しかもこのカラオケ大会が行われるのは平日の13時から始まり、19時頃まで行われるのです。普通の学生なら勉強して部活してますし、バリバリ働いている時間です。そんな時間をカラオケに使うわけです。その当時はそれが良いと思ってましたけど、今考えたら後悔しかありません。。。。。

とまあ、そんなカラオケ大会だったのですが、私は公開処刑にあったことが2回ほどあります。
1回目は入って間もないころ、唐突にカラオケ大会が開かれました。先輩は「僕たちは何度も歌ってるし、教祖様も僕たちの歌声には飽きてるから。君が率先して歌うべきだよ!新鮮な風を吹かしてくれ」と言われ、無理やりマイクを押し付けられました。
入って間もないころだったので、ルールも何も知りません。
私はとりあえず大好きだったバンプの天体観測を入れました。イントロが流れ出した瞬間、先輩たちの顔がこわばり、空気がピりついたような気がしました。

サビに入る直前、唐突に終了させられました。「あら、なんで?」と思った瞬間、
教祖から「なんだこのナヨナヨした歌は」、続けて「失恋ソングなんて俗な曲を聞かせられるこっちの身にもなれ」と言われ、正直意味が分からず立ちすくんでいたら、ヒステリックな女先輩に「いいかげんにしろ!世俗を持ち込むな!」と怒鳴られました。
意味が分からず、「すみません」と言いながら深々と頭を下げました。すると教祖が「低俗な歌しか聞かないんだな君は」とディスられました。大好きだったバンプがディスられたことが凄くショックで悲しくて泣きそうでした。

「本当の音楽を聞かせてやろう」

と教祖様による演歌タイムに突入し、皆口々に「すごい。心洗われるー」と言い出しました。もう異様な光景です。
1時間後、「本物の音楽はすごいだろ」と言い始め、「本物が本物を歌うと場が盛り上がるんだよ。だから君も本物を聞きなさい。そうすれば元気になれる」と言われました。
それがトラウマとなり、カラオケの時間は本当に嫌いでした。それ以降は何とか歌わないようにスルーする技術を身に付けたので問題なく進められました。

しかしカルト学校のルールにも慣れ、先輩学生になってきたころ唐突に怒られる機会がやってきたのです。その当時の私はカラオケ大会で歌わないといけない時用に南こうせつの「神田川」を持ち曲として持っていました。日曜日のある日突然カルト学校の先生から電話が入り、「今日教祖様が入って下さり、カラオケ大会してくださるから近場に住んでる子は参加して!」とのことでした。

その当時カルト学校は神戸にありました。何人かの学生は神戸の賃貸を親に借りてもらい、下宿してました。その為近場にいる学生はけっこう多く、日曜日といえどもルール上遊びに行ったりできないので、下宿していた学生は全員集まりました。ざっと10名ほどです。

いつもの流れ通り歌わせられます。今回は人数が少ないので歌わざるをえません。しかし、持ち曲があるので怖いものなしです。

だがしかし、私の前にいたS君が神田川を歌いやがったのです。。。。
普通に考えても同じ曲を歌うのは寒い行為。しかもカルト学校では御法度みたいなもんです。
完全に頭が真っ白になった自分は、冷や汗が止まりませんでした。トイレに行くふりをして逃げられる状況でもありません。仕方がないのでやぶれかぶれで玉置浩二の「田園」を歌いました。歌い終わった後、教祖は何も言いませんでした。

ちょっとホッとして席に戻ろうとした時、教祖がボソッと「下手な歌を聞かせられて脳波が乱れたわ」と言い、その瞬間持っていた中身の入った湯飲みを僕に投げつけました。

「あっち」と叫び、またもや頭の中が真っ白になった自分に教祖は言いました。
「俺が命懸けでお前らとカラオケを通して遊んでやってるのに、お前は適当に練習もしてないような曲を歌うのか?なんだその適当さは?俺をナメてるのか?俺はプロレベルなんだ。お前らに合わせてやってるんだよ。ふざけるな」と言われ、教祖は怒って自宅に帰ってしまいました。

その後はもう地獄でした。スタッフ、他の学生達に3時間ぐらい罵られました。。。。
そして、「あいつはまだまだ不健全だ」というレッテルが貼られ、その事件がキッカケで1か月ほど自宅に引きこもることになりました。。。。。

その時の光景が今でもマイクを握ると思い出されるんですよね。。。。

( ノД`)シクシク…

 

僕もピースしたかったんや

ども~( ´∀` )
絶賛盆休み中です~

まあ、言うてコロナで行く場所もないですから家でのんびりですけどね。

 

さてさて今回なんですけども、知人に昔の学生の頃の写真を見せてもらいながら、酒を飲んでたんです。面白い想いでたっぷりの写真、はっちゃけてる旅行の時の写真、どれも楽しそうに語ってくれました。その会話の流れで知人から「お前は昔の写真とかないの?」と聞かれました。
「俺のはいいよ~」と誤魔化し、その場をさらっと流しました。

カルトの世界で10年間過ごした自分にとっては撮った写真の全てがカルトの世界関連の写真しかありませんでした。家族で撮った写真、友達と写った写真など何一つとしてありません。
今のところ昔の写真をデータで何枚かだけ持っています。しかし、後の写真は現像したもの含めて全て捨ててしまいました。だから思い出に浸れるものなどないんですよね。

だから思い出の写真がある人は本当にうらやましいんですよね。

ちなみにカルト学校での写真撮影にはルールがありまして、「ピースをしてはいけない」
「ポーズをとってはいけない」「絶対に笑顔で写らなければならない」というアホみたいなルールがありました。
そのせいで残っている写真を見ていても棒立ちで満面の笑みを浮かべている何とも爺臭くて婆臭い写真ばかりです。
自分がカルト学校に入りたての頃そのルールを知らなかった為、集合写真でテンションが上がりピースをしたところ隣に立っていた先輩にピースした指を思いきり殴られ、凄い剣幕で睨まれたことがありました。しかもその後他の先輩にも囲まれて思いっきり説教もされました。
その経験が恐怖となり、それ以来カルト学校ではピースをしなくなりました。。。。。

今でもピースをするとあの時の光景が蘇って指がジンジンします( ´∀` )

 

もっと楽しい写真撮りたかった~

恋愛禁止が生み出した悲劇.....

ご無沙汰しております~( ´∀` )

いやー仕事が忙しくて全然記事を書けなかったんですわ。

気づけば8月になってしまいました~(笑)

 

さて前回の記事で私がいたカルト空間の恋愛禁止ルールについてかせてもらったんですけど、読んでいただけましたかね?

doteitiger.hatenablog.com

 

 


今回はそんな恋愛禁止空間であった事件を書きますね。

やっぱり恋愛禁止となるとですね、燃え上がっちゃうんですよ。

禁止されたり、咎められるとやっぱり燃えちゃう奴もおるんすよ(笑)

とりあえず覚えてる事件のことを書きますわ。

 

N君の歪んだ愛

とりあえず話していくとですね、N君は19歳でした。19歳と言えば、普通は高校を卒業して大学、専門学校、就職しているのが普通だと思います。

しかし、カルト学校はそんなことは関係ありません。カルト学校は高校の卒業資格は取れるようになってました。18で高校卒業資格は取れますが、大半の学生はカルト学校を卒業せず、「今の自分はまだまだダメだ」、「今卒業して大学に行ってもまた引きこもってしまう」、「ここで1年残って後輩の為にカルト学校の空気を守っていく」、と大層な理由を豪語して卒業しませんでした。

(まあ受験勉強とか一般社会に戻るのが嫌で逃げてるだけですけどね。)

N君もそんな中の一人で、「僕は後輩の為に学校の空気や規律を守るため、奉仕の意味も込めて残ります!」と豪語し、教祖様に褒められていました。

 

そして春となり.....一人の可愛らしい中学生の女の子が入ってきました。

物静かだけど笑うと笑顔が可愛らしい女の子でした。

仮にSちゃんと名付けましょう。

Sちゃんは入った当初は中々馴染めていない感じでしんどそうでしたが、徐々に慣れてきて皆と話すようになりました。

元気に挨拶するようになり、カルト学校でもムードメーカーになっていました。

そんな時、私は変な視線を感じていました。。。。

この視線はなんなんかな?と考えていた時、N君がやたらと彼女のそばに近寄り、舐め回すようないやらしい目で彼女を見ていたことに気づいてしまったのです。。。。

 

N君は元々いわゆるオタクでして、いわゆる萌えアニメを見ていたそうです。そんなオタクだった彼がカルト学校に入って、健全な生活を送り出したことでゲームやアニメグッズを捨て、脱オタクをしたことで、真人間に変わったと教祖がべた褒めしていました。だからN君は教祖のお気に入りの一人でした。

教祖のお気に入りの学生は例え発言や行動がズレていたとしても怒られません。だから盲目的な学生も信じてしまいます。

ある日校舎内の掃除が終わった時、SちゃんがN君含め他の学生たちのぞうきんを率先して洗ってくれていました。

私はN君と二人で喋っていたのですが、ぞうきんを洗い終えたSちゃんが私たちの前を通り過ぎました。その瞬間N君がSちゃんを唐突に呼び止め、Nちゃんの頭をポンポンと触りながら「Sちゃん偉いね。可愛いし気が利くし、絶対すごくなるよ」と言った後、ニヤリと笑ったのです。

きも。。。(笑)

Sちゃんは顔が引きつり、駆け足でその場を逃げ出しました。

カルト学校では異性へのボディタッチはご法度です。

頭ポンポンは重罪です。

私はN君に注意しました。

しかし、教祖に気に入られ調子に乗っていたN君には無視されました。

これはいかんと思った私は必死に「あいつやばいよ!!」と訴えていたのですが、皆まさかN君がそんなことするわけがないと私の発言を信じてくれませんでした。

 

そしてSちゃんが入学して半年がたったころ、彼女は突然来なくなりました。。。。

みんな困惑していました。

そして同時にN君も突然調子を崩し始め、いきなりカルト学校へ来なくなりました。

 

そんな時、突然ミーティングが開かれました。

教祖の口からSちゃんが来なくなった理由が明かされました。

それは「N君がSちゃんをストーカーしていた」という衝撃的な事実でした。

教祖によるとN君とSちゃんは家が近いらしく、帰り道が同じだったのですが、カルト学校のルールで二人きりで帰ってはならないので、時間をずらしてそれぞれ帰っていたらしいのです。しかし、N君が一本先の電車に乗り、彼女が改札から出てくるのを毎日待ち伏せしていたらしく、最初はSちゃんもとりあえず家まで一緒に帰っていたそうです。

そして家が近いこともあり、休みの日に彼女の家に突然訪れ、「僕が学校での理念やルールを教えてあげる」と言って勉強会を行っていたそうです。勉強会と言いながら実際はダラダラと喋っていただけらしく、何回もSちゃんの体を触ろうとしていたそうです。

しかもSちゃんの部屋の写真を何枚も撮っていたそうです。。。。

 

そしてN君はSちゃんが自分に気があると勘違いしていたらしく、告白したそうです。

もちろんSちゃんは断りました。その日からSちゃんはN君とも距離を取っていたらしいのですが、帰るときにN君はSちゃんへ無言で付いていき、休みの日には彼女の家の前でうろついていたらしいです。

それでSちゃんは引きこもり、Sちゃんが来なくなったことでN君は自分が攻められると思い込み逃げたらしいです。

 

Sちゃんはその日からカルト学校を退学し、どこかに消えました。

 

そしてストーカーN君ですが、そこからいろいろな力が働き復活を遂げ、

アメリカの大学へと入学しやがったのです。。。。

むなくそ悪い話ですよ。。。

 

そんな話でした。

 

ストーカーはいかんですよ!!

 

恋愛禁止は人生損してる

ども~ご無沙汰してます~。

いや~熱くなってきて夏も近づいてきてますね!

私季節の中では夏が一番好きでして、理由としては夏フェスが大好きやからなんです!

ビール飲みながら、音楽に身をゆだね踊る、もう.....最高ですわ!!( ´∀` )

今年もグリーンルームフジロック、ロッキンとか行くで~、と思ってたんですが、

コロナのせいでロッキンが中止になっちゃいましたね.....

 

 
つらい!

 

夏祭りにも行かない、海にも行かない、そんな自分にとって夏を体感できるのは夏フェスだったのに.....
ロッキンが中止ということは他のフェスも中止ですかね....

ちなみにフェスとか皆さんは行かれますか?

私は毎年10個以上のフェスに行ってます。まあ、全部一人ですけどね.....

まあ、一人のほうが回りやすいっすよ(笑)

けど、カップルとかで来てる人を見るとやっぱり羨ましいですよね....

なんか楽しそうで羨ましい.....

 

ロストまんは現在恋人おりません。

というか、35年間一度も恋人が出来たことはありません。

これホンマの実話なんです。

「何で?」

「ありえない」

「30代にもなってそれはちょっと....」

という反応が一般的でしょう。

わかってます.....

だから普段の生活では言ったことはないです。

普通なら恋人がいた経験が一度くらいあっても当たり前だと思います。

しかし、30代にもなって自分は女性との付き合い方が全然わからないんです。

そして恋人といるとどんな感じの気持ちになるのかもわかりません。

そんな状態になぜなってしまったのか、

それはカルト世界で思春期を過ごし、

「恋愛禁止」の生活をしてしまったからです。

 

目次やで~

 

 

【なんで恋愛禁止なのか??】

そもそもカルトの世界でなぜ恋愛が禁止されていたのか?

それは恋愛になってしまうと二人の世界になってしまうからであり、

恋愛は人間を堕落させる世俗的な行為であり感情だからだ!!

と、教祖は言っておりました。

また加えて、

「健全な人間は若いころ恋愛感情などくだらないものを持たず、

勉強や読書、修行に打ち込み、ストイックにすることが

国を変えるような大物になるのだ!!

そして女の子はそんな男の為に味噌汁を作れるような女性になれ!」

と口うるさく言っており、信者の学生を興奮させるんです。

「そうだ!俺たちに恋愛は必要ない!」と、私も思ってました。

というか思わされていました。

そんな恋愛感情を持たないストイックな健全な人間を作り出すため、

基本的に私が通っていたカルト学校では恐ろしいほど

男性と女性の間で恐ろしいほどルールが定められており、

窮屈で歪な恋愛禁止空間が作り出されていました。

 

【男女間の意味不明なルール】

1、食事をする時は絶対同じテーブルに座ってはいけない

これはそのままでランチタイムの時、

もしくはおやつを食べたりする時、

男女別の部屋で食事をします。

また、イベントとかもありましたが、

イベントであっても男女別でわかれて食べます。

余談ですけど、食事の時も話す内容が決まっており、

政治、人生観、最近のニュース、最近読んだ本等、

変に堅苦しいまじめな話しか許されないので、

結局話す内容がなくなり

決まって目立ちたがりが自分の不幸な生い立ちを延々と語るんです(笑)

もう地獄ですよw

 

2、二人きりで登校、帰ってはいけない


カルト学校の始業時間は朝8時からです。

授業は9時からでしたが、朝掃除の時間が朝8時からあったのです。

8時からの掃除を行うため、

7時45分ぐらいには学校に到着しなければならないのです。

そうなると皆同じような時間帯の電車に乗り込むわけですから

同じタイミングで学校の最寄駅に着くわけです。

駅から学校へ向かう時に女の子と鉢合わせるのですが、

わざと20メートルぐらい間を開けて学校へ通っておりました。

普通なら肩を並べて登校しますよね。

これがカルトの世界ではダメなんです、

もし女の子と二人きりで肩を並べて歩いて登校するという

ちょっとした行為を許容してしまうと、

いづれ男女の関係になり、堕落した人間になるからだそうです。

アホか(笑)

 

3、偶然のボディタッチは罪


日常生活で偶然体の一部がぶつかってしまうことってありますよね。

しかし、それはカルトの世界では罪なんです。

たとえ偶然であったとしても罪なのです。

なぜかというと

「世の中に偶然なんてものはなく、全て必然なのだ」

というのがカルト界の言い分です。

つまり偶然のボディタッチは無意識に狙っているということだから、

偶然ぶつかってしまうのは煩悩の表れだということです。

わけわからんですよね(笑)

だから狭い校舎の中で皆細心の注意を払って行動するんです。

触れてしまうと大半は皆謝って終わるのですが、

もしスタッフやクソまじめな信者学生がその場面を見ていた場合、

即、清め部屋へ連れていかれ1時間ほど説教されます。

私も何回か連れていかれ、キツクお灸をすえられました(笑)

まあ他にもルールはあったのですが、こんな感じでルールを作り、

恋愛感情を持たせないようにしていたのです。

しかし、恋愛禁止の空間にいるとやっぱり人は狂うんですよ。

【恋愛禁止の空間にいると人はどうなるのか?】

とりあえず恋愛禁止の空間で過ごすとどうなるのか?

皆さんも10代の頃、思春期の頃を思い出してみてください。

好きな人が自然と出来ますよね?

好きな人と喋っただけで滅茶苦茶楽しくて嬉しいですよね。

それが普通なんすよね。誰かを愛することは健全な気持ちなんですわ。

それが人間らしい人間ですし、実際恋愛に関する経験をしたほうが人間的に成長するし、成熟するなと私は思ってます。

 

だから私も強がっていましたけど、本当はずっと普通の人みたいに恋愛してみたかったし、自分の気持ちに素直になりたかったです。

やから一番後悔してるのは10代、20代で恋愛しなかったことですわ。時間は戻らんからね。

けど、当時は唯一手に入れた居場所を無くすのが怖くて、一人になりたくなくて

必死に自分を殺して恋愛感情やったり色んな感情を押し殺していました。

正直カルトの世界にいた信者の殆ど全員がそうでした。

 

しかし

 

押し殺せない人もいっぱいいるんです。

禁止されたら燃え上がってしまうんですわ。

だから色んな恋愛に関する事件が起こりました。

そして、その事件が起こるたびに

自分たちは恋愛してはいけないと脅迫され、喝を入れられる恐怖の時間があるんです。

 

後、何かを禁止する空間を作り出すにはやっぱりそれ相応の恐怖がないと無理なんですよね。そこを上手くカルトの教祖は利用しよったんです。

 

この事件の話はまた次回でしますわ。

ほな~

 

おじさんもBUMP OF CHICKENについて語りたいねん(ブログ番外編)

ども~。

まだ3つしかブログ書いてなくて「もう番外編かよ」と言われそうですが、

先日重大ニュースが流れましたね。

「緊急事態宣言の期間延長」

いや、ちゃいます。

もちろん大変ですし重大ですけど、一旦それは置いときましょう。

 

重大ニュースそれは

natalie.mu


これですわ!!(∩´∀`)∩

そうなんです。自分はBUMP OF CHICKENの大ファンなんです!

そして今でも一番好きな曲がロストマンなんです!


小学生の頃に聞いた天体観測で鳥肌がたち、必死に貯めた小遣いでシングルCDを買い、

そしてアルバムjupiterで一気にハマりました。

 

そして一番大好きなロストマンがCDとして販売された当時、

私は家で絶賛引きこもり中でした。

まあ、色々あり心身ともにボロボロな状況でした。

 

www.youtube.com

 

そんな中当時FM802ロストマンを初めて聞いた時、

更に鳥肌がたちました。

淋しさなら忘れるさ繰り返すことだろう
どんなふうに夜を過ごしても昇る日は同じ
この歌詞が異様に自分に響きました。

 

CDの発売日に家から30分ほど離れたTSUTAYAへ決心して買いに行きました。

帽子を深々と被りながらフードも被り、マスクをつけ、完全防備です。

やっとのこさで店にたどり着き、震える手でCDを手に取りました。

ロストマンは両A面シングルでSailing dayが起用された

ワンピース版のジャケットもありましたが、

私はその当時ワンピースを読んだことがなかったので、

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こちらのバージョンを買いました。

震える手でレジへ持っていき、

購入するだけなのに久しぶりに親以外の人と話すということもあり、

とにかく汗が止まりませんでした。懐かしい思い出です。

 

カルトの世界から命がけで抜けてきてからはハッキリ言って

後遺症との戦いの日々でした。しかも今でもそれに苦しめられます。

そして抜けてから一般社会へ踏み出すのは本当に怖かったし、

滅茶苦茶自分や周りを恨みました。

けど、そんな時改めてロストマンを聞いて一歩を踏み出せたんです。

これが僕の望んだ世界だ そして今も歩き続ける
不器用な旅路の果てに正しさを祈りながら

 

一般的な常識、一般的な経験、一般的なステータス、

わけわからん生き方してきたから色んなものが欠如してて、

チグハグになってしもて、めっちゃへこむこともありますけど、

とち狂ったカルトの世界から抜けてきたのは自分の選択やし、

自分の今の生き方は間違ってない、

一歩を踏み出せたことでそんな風に堂々と思えるようになりました。

 

それに抜けれたからライブにも自由に行けるわけですから

ホンマに今生きるのは最高なんですわ( ´∀` )

 

だからBUMP OF CHICKENは自分にとって命の恩人みたいなもんなんです。

 次は初めて自分がバンプのライブ行った時の話しますね~