カルトの世界から命がけで抜けてきたおじさんの奮闘記☆

とち狂ったカルト軍団から命がけで抜けてきたおじさんの物語やで~

カルトの世界にハマってしもたんですね~

ども~

GW真っ盛りですね!

まあ、ゆーて外出も出来ないから実感湧きませんけど。

私も基本ステイホームしてて、大好きなバンドのライブを見ながら

酒飲んで一人踊ってますわ( ´∀` )

後、映画やら漫画見ながらまったりしてます。

まあ、こんな生活カルトの世界におったら出来んかったから

個人的にはやりたいことが自然に出来て最高に自由ですわ。

 

カルトの世界に入ったキッカケ

自分がカルトの世界に足を踏み入れたのは15歳、

ちょうど高校2年生になりたての頃ですな。

元々家庭環境が複雑で転校を繰り返したこともあり、

人間関係を作るのがめっちゃ苦手で内気な陰キャでした。

そして中学生の頃にリンチやら性的な暴力(洒落にならんすね)

を含んだいじめを受けてしまい、学校を休みがちになりました。

たまに頑張って登校するものの、学校の倉庫に閉じ込められ

1時間先生に説教と説得(笑)され、課題を行う日々を過ごしてました。

そしてある日、自分をいじめてたクラスメイトが

倉庫に入ってきてしまい、そこで何かが吹っ切れたかのように

座っていたパイプ椅子でクラスメイトを殴りつけ流血沙汰になりました。

その事件がキッカケでいわゆる不登校になったんです。

 

そんな不登校してた子がいわゆる普通の高校に行けるわけでもなく、

通信制の高校(通学コース)に通うことになりました。

しかしそこでもクラスメイトと流血沙汰の喧嘩をしてしまい、

高校2年生になる直前に転校することになりました。

 

「もう自分の行けるとこなんてないやろ...」

「わしは普通に生きれへんねんなあ」

そんな絶望的な気持ちに支配されてました。

色々自分の行けるところを親が探していた時に出会ったのが

いや、出会ってしまったのがカルト学校でした。

 

その当時昼の12時に起きて深夜4時に寝る習慣を繰り返し、

引きこもっていたので全く陽に当たらず吸血鬼みたいな生活をしてました。

そのせいで平均的な15歳よりも体力がなくなっていたと思います。

そんな時突然親から明日大阪にある学校へ見学にいくぞと伝えられました。

 

私「体力もないのに1時間30分もかかる場所に行けるかい!アホか!

  絶対俺は見学にもいかんぞ!!〇すぞ!」

親「頼むから高校卒業の資格は取ってくれ。後、一緒に来てくれたら串カツ食べさせたるから」

 

見事に串カツの魅力に負けました。

 そんなやり取りが前日にあり、串カツだけをモチベーションに見学へと向かいました。

 

カルト学校へドキドキ見学タイム

そもそもカルトの本体は教育機関でして、

その当時東京、兵庫、大阪に3つの拠点がありました。

自分は当時滋賀に住んでいたので

新大阪にあった大阪校へと見学に向かいました。

大阪校は雑居ビルの2階に校舎があり、そんなに広くなかったです。

オフィスビルばかりなので何とも言えない地味な場所でした。

(しかも隣がヤ〇ザの集まり場)

 

校舎のドアを開けた瞬間、

爽やかなスタッフ(見た目はめっちゃ地味)に挨拶され、

個室に通され色々説明を受けました。

説明してくれたスタッフは女性でしたが、

めっちゃ美人でした(つーかそれしか覚えてない)

 

個室から出てくると、待ち構えてました!!

と言わんばかりに在籍していた学生達による出迎えタイム。

そして口々に「こんちは!!」と挨拶してきたのです。

ここまでならまだ聞こえはいいですよね。

 

しかし、

ほぼほぼ全員目の笑ってない笑顔、

ひきつった口元、

ほぼ全員ピンクのシャツにベージュのチノパン、

髪型は皆染めておらず、スポーツカットに近いショートヘアー、

年齢もまちまちな男女が集団でしかも一斉に挨拶してくるのです。

普通なら宗教的な感じで引きますよ。

 

しかしこの瞬間、

自尊心もクソもなくやさぐれてた自分はやられてしまいましたね。

「ああ、めっちゃええとこやんけ!!」と思ってしまったんです。

てか、思いこまされちゃったんですよね。

 

心身的に弱っており、孤独に悩み、

しかも高校生だったので思春期真っ只中、

そんな自分は簡単に見せかけの楽園に騙されたんですね。

 

家に帰り、私は親に通ってみるわと自分から伝えました。

親も普段私から自発的に話すことがなかったので

大変嬉しかったらしく舞い上がってました。

 

その出会いが私のカルトに入ったキッカケです。

ここからが私の地獄の13年間の始まりなんです。